なんとなくいい気分

先日、会社のトラックに乗ったところ、これでした。

 

ぴったり10万キロ。

 

ちょうど倉庫に停まってた時に気付いたので、ちょっとしたラッキー?

敷地境界の大切さ

たまには宅地建物取引士らしい話もしようかと(笑)。

 

皆さん、こういうの見たことありますか?

ここで言う『こういうの』とは、画像真ん中あたりの矢印のプレートのことです。これは敷地の境界を表す境界プレートというものです。

 

敷地の境界を表すものとしては、このようなプレートの他にも、境界杭、境界鋲など色々あるのですが、いずれにせよ、境界がどこに存在しているかを表示する大切なものなんです。

 

ただ、世の中の境界という境界全てにこれがあるかというと、そうでもないんです。日本全土で言えば、むしろ無いケースの方が圧倒的に多いと思います。

分譲地や建物を新築したばかりの土地は有るケースが多いんですが、それ以外の農地や原野、山林などはまずないと思っていいと思います。

 

もちろん全てについて存在するのが理想なのは間違いないところですが、なくても困らないケースも多いですし、広大な土地に設置しようものなら測量に多額の費用がかかってしまいます。なので、その辺は必要に応じて、ということになるんですね。

 

但し、宅地は別です。特に宅地と宅地が接している場合、境界が明確でないとトラブルに発展する可能性があります。よくあるパターンとしては、

・フェンスや塀を設置しようとする場合

・土地を売買する場合

・建築物を建築する場合

・所有者が変わった場合

などに、問題が表面化しやすいです。

 

まずは、フェンスや塀を設置する場合。当たり前のことですが、フェンスや塀は厚みがありますので、その外側が境界の内側に収まっていないといけません。しかし境界はこの辺だろうと思って設置したら、その外側が相手の敷地に入り込んでいたということがあります。隣の方からすると、フェンス等の設置で境界を意識する状態になるわけですから、急にシビアになるわけです。

 

また、土地を売買する場合や建築計画を伴う場合はおのずと境界を明示する必要が出てくるので、隣地の方も境界を意識することになります。

 

あとは所有者が変わった場合。こじれやすいのは実はこのパターンでして、上記のようなケースは仲介業者や建築業者を挟むので、まだ客観的な対応ができるのですが、相続や贈与という場合には注意が必要です。親同士は口約束や暗黙の了解で何の問題もなかったものが、両者相続等が発生して、子同士が所有者になった途端に境界争いが勃発するということも珍しいことではありません。なので、現状はお互いの信頼関係で成り立っている場合でも、書面を交わして明確にしておくことが未来に対しての責任を果たす、と言えるのではないかと思います。

 

最後に注意点を一つ。せっかく境界が明示されていたのにフェンスや塀を建てた結果、それが見えなくなった、或いは除去されてしまった、という悲しい事象もあります。外構工事の際にはくれぐれもそういったことが起こらないよう業者さんと話しておいて下さい(ほとんどの業者さんはしっかりしていますが、中にはそういう業者さんもいますので…)。

金利動向の読み

私が家を建てた当時、長期優良住宅の場合フラット35Sでは1%の金利優遇がありました。その期間がまもなく終わるので住宅ローンの借り換えを検討している今日この頃です。

 

そのような中、弊社社員のブログの一つ『きまぐれにっき』内で住宅ローンのことを取り上げてましたので、便乗して(笑)今回のブログです。

 

 

皆様ご存知の通り、住宅ローンには固定金利型と変動金利型があります(厳密に言えばもっと細分化されますが、話を分かりやすくするために今回はざっくりと)。

 

固定金利型のメリットは、支払額が一定なので資金計画が立てやすいことと、今後金利が高くなってもその影響を受けにくいこと等が挙げられます。

一方、変動金利型のメリットは、一般的に固定金利型よりも金利が低いので当面の支払額が抑えられること、更新時に今よりも金利が低くなった場合その恩恵を受けやすいこと等と言えます。

では、この低金利時代、どちらを選んだ方が正解か、というのが皆さん気になるところでしょうが、もし正解があるのであれば、住宅ローンはその正解となる1種類だけが利用されることになるはずです。

 

ちなみに皆さんならどちらが得だと思いますか?

①この低金利時代に35年間分の金利を固定してしまう

②変動金利にして、今のうちにより多くの元本を支払ってしまう

 

私はどちらも得だよな、と感じてしまいます。これは人それぞれ考え方によりますよね。金利も今後どうなるかわからないわけで「正解はこっち」と簡単に言える問題ではないわけです。

 

で、実はここからが本題。固定と変動どっちが得か、という話は各々考えがあっていいのですが、金利の説明を受ける中でどうしても納得がいかない一言があります。それは「今は変動金利にして、金利が上がったら固定に変えましょう」というもの。

これは、私自身がかつて金融関係の仕事をしていたから余計に感じることなんですが、『金利が上がったら』ってどの時点で誰が判断するの? と思うわけです。

 

例えば…0.8%の変動金利でローンを借りたとします。

金利がこのような推移を見せていたとします(実線が過去、破線が未来だと考えて下さい)。ちょっと上昇基調にも見えます。では、あなたなら現時点1.3%の時点で固定に切り替えますか?

もし、上昇の矢印のように1.7%まで上がって、その辺りで今後推移していくとしたら、その選択は正解と言えるでしょう。但し、逆の矢印のように0.9%まで下がったとしたら、0.8%という低金利をわざわざ捨てて1.3%で借り換えをしてしまったわけです。

あなたはどちらに推移すると思いますか? 『金利が上がった』と自分で判断するということは、この問いに対する答えを持つことと同義です。

 

実際には、このケース、おそらくほとんどの方は見送るでしょう。そして、この悩みは1.3%時点でも2%時点でも同じことです。同じどころか金利が上昇すればするほど借り換えに憶病になっていきます。なぜかというと『損を確定させる』気分になるからです。

 

どうでしょう、『金利が上がった』と言える時点を自分で判断することができますか?

これは金融のプロでも断言は難しいことです。もし簡単に未来の値動きが読めるのであれば、みんな株や債券、FXなどで利益を簡単に上げられるはずなんです。『上がりきったところ』『下がりきったところ』で売買すればいいだけですから。

 

私個人としては、変動金利はせっかく金利が低いのですから、金利動向云々よりも、しっかりその間お金を貯めて、繰り上げ返済にまわすのが一番いいやり方ではないかなと思います。元本が少なければ多少金利が上がっても影響は少なくなりますから。

 

長々と書きましたが、「今は変動金利にして、金利が上がったら固定に変えましょう」という説明はちょっと無責任だよね、ということが言いたい今回でした。