ZEHの実績報告を国交省へ提出しました

毎年度初めにZEHビルダー登録をしている工務店は国交省へ昨年度のZEHの実績を報告する決まりになっているため、昨日その報告書を郵送しました。

当社の昨年の目標値(一年間に新築で建てる全棟数におけるZEH棟数の割合)は20%で、実績は19%でした。1%僅かに及びませんでしたが、ほぼ満たしたといっていい数値です。これは10人中2名のお施主様がZEHを建てたことになりので、数年前に比べれば飛躍的に数値が伸びたと言えます。

数年前までは「そもそも家もCO2を排出すもの」、「家にも(車と同様に)燃費がある」、「暖かい家は健康にもいい」という、基本説明から入らなければならなかったのですが、最近はここは既にクリアーされたお客様が来店されます。数値の伸びはこの周知度にあると思っています。

さて、この提出した実績は国交省の出先機関からweb上で公表されるのですが、なぜにこのような実績報告を国交省は工務店にさせるのでしょうか… それは次回に書こうと思っています。

↓実績報告書の一部です

H30.2.27

建材フェアーに行って来ました

3月16-17日、東京のビッグサイトで行われた建材の展示会に行って来ました。これは毎年二回全国規模で開かれる建材等の大展示会で、最新の建材や技術が紹介されるフェアーで、当社では毎回参加して最新の家をお客様に提供するべく勉強しています。

入口でなんと構造塾の佐藤実先生とお会いするとは!本当にびっくりでした。入口には毎年トレンドの業界の有名人が登場するんですよ~!。

教科書のとおりのことが書かれています。それにしても、おもしろいアプローチなのでしょう、この入口は人だかりでした。

フェアーの全景。

最新技術でできた木材、LVLです。こうした最新の建材・木材が展示されています。部材類は基本撮影禁止なので、こっそりと撮りました(^^;

こうした展示会に出掛け、よく研究し、採用できるものはどんどん採用していくという姿勢を当社では大切にしています。

H30.3.19

 

 

 

長期優良住宅率88%

長期優良住宅の良さをさんざん述べてきましたが。さて当社では何割の方が長期優良住宅を建てていらっしゃるかというと、昨年平成29年実績で88%の(9割に上る)お客様が長期優良住宅を建てています。この割合は長期優良住宅を当社が初めてから10年間、毎年変化がありません。

もちろん長期優良住宅にするには基本工事以外に別途費用をお支払いいただくのですが、それでもその費用に対するメリットに、皆様が納得されていることが、この数値の高さを毎年維持している理由なのです。

納得感がなければ9割という数値は維持できないはずです。

 

何処の工務店さんで、建てた後に「長期優良住宅という制度をなぜ紹介しなかったのか!」ということで紛争になった話を聞いたこともあります。一生に一度の買い物です。長期優良住宅をよくよく調べてから、家を建ててくださいね

H30.3.10

古い物を大切に使うこともエコなのです

「エコイメージが強いハイブリッド車だが、製造段階のCO2排出量となると、状況は違ってくる。ハイブリッド車は構造が複雑で使われる部品点数が多く、素材や車両の製造の段階ではCO2排出量がむしろ多い。 プリウスの場合、トヨタが公表しているグラフから読み取ると、同クラスのガソリン車と比べ15%ほど多く発生する。十万キロ走行した場合、製造から廃棄までのCO2排出量のうち製造段階が約四割を占める。 トヨタによると、十万キロ走行した場合、製造過程も含めてプリウスが排出するCO2はガソリン車より43%減る。乗れば乗るほどその差は大きくなる。ただし、ガソリン車を五年で廃車にしてプリウスに乗り換え、五万キロしか乗らなければ、元の車を継続して十万キロ乗ったのと総排出量は大差ない、という現象も計算上は起こりうる。このため製造段階のCO2削減がメーカーにとってこれからの課題となりそうだ。」(東京新聞2009/7/17)

上は東京新聞の記事ですが、これは今でもよく聞く話ですよね。簡単に言えばハイブリット車は距離と使用期間でエコでなくなるという話。廃車時のCO2排出量も考慮すると、普通の距離を乗る方にはには決してエコではないのかもしれません。

そんな背景があるのか、最近は古いものを大切に使おうとする動きを色々なシーンで感じます。下の写真はクロス職人が使っている掃除機。昭和40年代のものだそうで、今でも部品は手に入るそうで、直しながら使っているそうです。

 

こちらはアナログチュナーとアンプ。昨日、沿岸の協力業者さんの事務所で見つけ撮ってきました。これも昭和50年頃のもで、今でも現役で使っていて、捨てる予定はないとのこと。「新しいものはそう簡単に買わない」とその社長さんが言っていました。私に似ています。25年前のシビックに私も乗っていますからね(^^)

 

最近はこんな昭和な建物をリノベーションするのが流行りです。懐古主義ではなく古いものを使い続けることが(も)エコだと気が付いてきたのです。社会が。

 

H29を振り返って

セミナーに参加するとよく、「温熱環境と構造どっちが大事?」という話になります。どちらも大事だと私は思っていますが、比べるなら、構造が大事だと思います。なぜなら、構造は生命と財産を直接的に守るものですから、ウエートの比重は重いと考えるからです。温熱環境は健康と生命に関わりますが、それは間接的です。なので、今年は構造塾に入り、地盤から杭、基礎、そして屋根の構造まで、構造の基礎を学びました。奥深いものでありました。

ただただ、今年目立ったのはZEHであることは確かですね。当社では今年は認定を受けたもので3件建てました。来年はもっと増えるでしょうね。顧客のニーズがそうなってきていますからね。

これから家を建てる方、ZEHにしてください。いま30年後の基準を満たす家を建てないと大損しますよ。その訳はお問い合わせかご来社ください。お待ちしています。

では、よい年をお迎えください。

H30.12.30

 

透湿防水シートの意味

「いま付加断熱の家を建築中です。付加断熱の外側で気密を取っているようですが、それでいいのでしょうか?」との問い合わせをいただきました。

気密は基本的に室内側で取るものだと考えます。ただ問い合わせのケースは確かにあって少ないですが間違いではありません。ただし、断熱材の中で絶対に水分が発生しないことが条件になります。水分は雨水の侵入であったり、主に断熱材内で発生する結露が考えられ、当社では大気に30年以上さらされる家がこれらの条件をクリアできるとは到底ないと考え、室内側で気密を取って発生した水分は外気へ放出・逃がす工法を取っています。

実はその問い合わせには画像が付いていて、それを見ると透湿防水シートを貼って、その上に付加断熱材を貼ってさらにその上で気密を取っているのがよくわかりました。この工法では、透湿防水シートから排出された水分は断熱材に入り込んだあと逃げ道がなくなり、断熱材内部に溜まり色々な悪さをするのではないか、と予想できるものでした。ただ、「私の知らない水分の逃し方があるのかもしれませんので、ビルダー様に問い合わせをしてみてください」と、返信させていただきました。

何はともあれ、透湿防水シートは、水分を外気に逃がすためのものであって、おのずとその貼る位置は「外気に接するところに来る」が原則であるのです。

下の画像は当社の透湿防水シートです。外気に接する位置に貼っています。

H29.12.18

地中梁とは

先日の構造塾で習った地中梁でですが、言葉からは想像しにくいと思いますので、写真を撮ってきました。写真で見ると簡単です。ご覧のように基礎の下の部分が逆台形に掘られていますよね。これです。

即ち地中に梁が埋め込まれているのです。一般にベタ基礎の場合、外周部には地中梁が入っていますが、外周部以外でも主要な部分には地中梁が必要なのです。地震に強い家を作るためには。

H29.11.6

トリプルサッシ

ヨーロッパの数か国では、2030にはエンジンだけの車が走れなくなることは既に皆さんご存じのことと思います。これは先進的な話のように聞こえますが、実は住宅を含む建築物に比べるとずいぶん遅れていることなのです。

住宅では15年以上も前に基準が決めれら、「エネルギーを一定基準より使う住宅には住めない」という厳格な決まりを設けた国さえあります。

我が国についていえば、車にはそうした基準はなく、住宅にあっては平成32年(2020)から基準は出来るもの、それはかなり甘い基準になっています。

しかし、最近の国の動き、発表等をみると、その基準は次第に厳しくなっていくと予想できるものになっています。

家は30年以上使います。よって今の基準で家を建てるのは、ある意味ナンセンスだろうと思うのです。車は買い替えできますからね、住宅と同列で考えてはいけません。30年以上未来の性能基準を予想し、建てるなら建てるべきなのです。

そこで、一番簡単に家のエネルギー性能を上げる方法が、サッシをトリプルサッシにすることです。他にも方法はありますが、手っ取り早いのがこれなのです。

H29.9.1

リノベーションという選択

ここは沿岸の現場です。平屋です…

最近平屋を選ぶ方が増えています。家族の形は時代によって変化していくもの。家族の人数が少なくなれば、家は小さくなります。当然の変化です。平屋にして小屋裏を上手に使えば、建築費用が抑えられますね。子供部屋の天井高さははなにもリビングと同じでなくてもいいのです。観念は時々思い込みの時があります。これを固定観念といいますね。多くは過去を継承しているだけのことがあります。

とすれば、新築からリノベーションにシフトするという選択も増えるのでしょう。

いやいや、秋も知らずにやってくるのですね。

 

雨押え、着いていますか?

雨押えっていう部材、ご存じですか?

これは、屋根と外壁の間に着く部材です。雨が外壁に染み上がっていくことを防ぐ目的で着けるのですが、着いていない家がたくさんありますね…見ていると。外壁を長持ちさせるという意味で、これは重要な役目を持つ部材です。

貴殿のお家に、着いていますか?

屋根と外壁の間に水平にスーと伸びている部材が「雨押え」です。

H29.6.26