すでに高気密高断熱ではない

7月19日~20日の二日間、北海道の南幌町と札幌市の先進住宅の勉強会に参加してきました。

第一に感じたことは、既に北海道では高気密高断熱化は終了し、「快適性」に課題は移行しているということでした。思うにこの流れは必然的で、高断熱高気密化の弊害としての不快感があって、それを治そうという動きなのです。

その取り組みの先端が24時間換気システムの構造です。ここ岩手ではメーカー製品を据え付けていますが、見学したもの(全6棟)はすべてが「パッシブ換気」という内外の温度差を利用して家の中の空気の流れを作り出すもので、換気する機械を据え付けるのではなく、家全体の空間を換気のシステムにしている、というものでした…ざっと言えばですが。暖かい空気は上昇するのでこの空気の動きを上手に使っちゃえ!といもので、寒冷地なればの考えだ、という感想を持った次第です。

北海道は第3種換気が多いと聞きますが、その理由は極寒冷地のため、ダクトがあるもの(第1種換気システム)は適さないのです。従ってこうした換気システムにたどり着くのでしょう。

ここ岩手に直ぐにこの技術を持って来るのはまだ早いと思いますが、最近当社でも採用しているダクトレス第1種(デマンド)換気システムとやや共通するところがあり、今後の動きには着目していく必要がありそうです。

24時間換気システム発祥の国スエーデンでは、ダクトレス第1種(デマンド)換気システムが流行り出しているそうですので、この考えにも通じるところがありますね。

なお、勉強会のSNSへの投稿は節度をもって、という指導がありましたので、写真の掲載は外観のみにさせていただきます。

H30.7.25

 

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