透湿防水シートの意味

「いま付加断熱の家を建築中です。付加断熱の外側で気密を取っているようですが、それでいいのでしょうか?」との問い合わせをいただきました。

気密は基本的に室内側で取るものだと考えます。ただ問い合わせのケースは確かにあって少ないですが間違いではありません。ただし、断熱材の中で絶対に水分が発生しないことが条件になります。水分は雨水の侵入であったり、主に断熱材内で発生する結露が考えられ、当社では大気に30年以上さらされる家がこれらの条件をクリアできるとは到底ないと考え、室内側で気密を取って発生した水分は外気へ放出・逃がす工法を取っています。

実はその問い合わせには画像が付いていて、それを見ると透湿防水シートを貼って、その上に付加断熱材を貼ってさらにその上で気密を取っているのがよくわかりました。この工法では、透湿防水シートから排出された水分は断熱材に入り込んだあと逃げ道がなくなり、断熱材内部に溜まり色々な悪さをするのではないか、と予想できるものでした。ただ、「私の知らない水分の逃し方があるのかもしれませんので、ビルダー様に問い合わせをしてみてください」と、返信させていただきました。

何はともあれ、透湿防水シートは、水分を外気に逃がすためのものであって、おのずとその貼る位置は「外気に接するところに来る」が原則であるのです。

下の画像は当社の透湿防水シートです。外気に接する位置に貼っています。

H29.12.18

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