1月の半ばにもなると、少し日が高くなった感じがしますよね。そんな兆しを窓際に置いている花から感じることができます。画像は、昨年お施主様からいただいたシクラメンです。未だこんなに綺麗に咲いています。
R03.01.22
「南面に大きな開口を採り、軒の出を深く出す」
これがパッシブハウスの基本ですが、実はこれに「ガラスの性能」「方位」「軒の出の長さ」… などなどに詳細で複雑な検討を加えて、パッシブの考え方は成り立ちます。
よくよく勉強してからでないと、パッシブハウスはそうそうお勧めできる代物ではないのですが、このお施主様はパッシブハウスをよくよく勉強されて、この家を建てています。
例えば、冬は日射で床を暖めるためにガラスの遮熱性能を低くしなければなりませんが、夜間は室内の熱が外に逃げて行かないように断熱性能が強いガラスを選定しなければなりません。しかし、この二つ性能は実は相反する性能で、両立するガラスはないのです。そこで遮熱性能を優先したガラスを採用し日没後はカーテンなどを利用して熱の損失を防ぎますが、カーテンを閉めるという行為はお施主様自らが行う行動です。他にもお施主様自らが動かなければならない行為が冬夏共にあり、住まう方により、快適性が担保されるのが、実はパッシブハウスなのです。
こうしたことから、パッシブハウスにはお施主様の勉強が先ずは必要だということになるのです。
次は夏の通風について、書きますね。
R03.01.09
27歳。人で言えば230歳くらいでしょうか。
先月、27年目の車検を通しました。キャリパーからオイル漏れがあったので、もちろん、新品の部品の在庫はないので、中古をヤフオク!で探し、交換し、何とか通しました。
人生のほぼ半分をこの車と共に過ごしてきました。何度か買い替えようと思ったこともありましたが、特に欲しい車もなく… 乗り続けて来たのです。
実は「消費」という行動に、私は要注意をしています。車を次々に買い替えることは、今の消費社会の象徴のようで、その流れに、どうにも素直に乗れないのです。
「TVのCMを見て、今の車そろそろ古くなったから、これカッコいいから買い替えよう」という流れが、(直せばまだ乗れるのに)プロパガンダに洗脳された行動に写るのです、私には。(正しいと思っていません、私的な考えですよ)
ともあれ、先進国の多くの「消費」は、地球環境に相当に悪影響を与えているので、私は要注意して消費行動をしています。
ただ、「次の車検はもう無理かも…」と車屋さん。次は買い替えかな(涙)。
R02.11.20